小川未明・著 / 廣島新太郎・装幀
1978 (昭53)年
175 x 140 mm (224頁) / ハードカバー
ほるぷ出版
オリジナルは大正8年に南北社より発売されたのをほるぷ出版が復刻しました。
こちらの本は当時のアンカットといい下段が裁断されていない西洋式製本様式になっております。
ですのでペーパーナイフなどでカットしながら読み進めるという今ではないような面白い作りになっています。
読後感がとても感じられるのではないでしょうか?
未明の亡くなった息子さんのことを思って描かれたのではと思われる表題作「金の輪」は読んだ後切ない気持ちにさせられます。
詩的な童話を堪能してください。
外函縁ヤケ、背少汚れ、天シミ。
パラフィン紙背ヤケと破れ。
値札剥がし跡あり。
全体的にきれいな状態です。
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