松本の旅

ゴールデンウィークの最後5月5、6日に1泊で長野県松本市へ家族で旅行に行きました。

一度行ってみたかった街、松本!しかし期待とは裏腹に小雨でどんよりとしたお天気・・・。
「特急しなの」で2時間で松本駅に到着。やはり雨。
傘をさして、とりあえずは腹ごしらえとお蕎麦屋を目指します。

女鳥羽川近くの「野麦」。お昼時とあって並んでいます。30分ほどでこじんまりとした店内へ。メニューはこだわりのそばのみ。蕎麦の香りがよく、とても美味しかったです。

  【野麦】
松本市中央2丁目9-11
 火、水休み

いよいよ、お店散策です。
まずは、木工デザイナー三谷龍二さんのギャラリーショップ「10cm」。


もとはタバコ屋さんだったという古い建物。こちらを残したいために、そこを借りてお店を開かれたとか。味わい深い「山屋」タイル看板もそのままに残してあり、レトロ感が素敵です。
店内は落ち着いた白で棚にさりげなく商品が並べられていました。まさにギャラリーのようなお店でした。

  【10cm】
松本市大手2丁目4-37
営業日はHPをご覧ください。

その前には同じく「山屋商店」の看板。



これまたレトロな暖簾をくぐるとそこは飴屋さんでした。
三種類の飴が楽しめる「ミックス小袋」を買いました。
ピーナッツの入った板飴(薄くて平たい)、ミルクとバターの堂々飴、そして優しい味わいの白玉飴とどれも試食させて頂き美味しかったです。

  【山屋御飴所】
松本市大手2丁目1-5
   水休み

まだあまり見てまわっていないのに、すでに疲れてグズグズしてきた子ども達・・・。
早めの休憩のために、同じ名前で親近感を抱いていた「カフェ マトカ」を目指します。
住宅街の路地にひっそりと佇むカワイイお店。


店内は靴を脱いでバブーシュをはいてリラックス出来ます。
小説、絵本、雑誌など読み物も豊富で長居してしまいそうです。

夫はコーヒー、私はチーズケーキとカフェオレ、子ども達はイチゴパフェを注文しました。
待っている間はそれぞれ好きな本を読んでゆったり。


スイーツもコーヒーも美味しく、温かい雰囲気の素敵なカフェでした。

  【cafe matka】
松本市大手2丁目5-19
  火、第2月曜休

すぐ近くの「LABORATORIO」へ。
こちらの建物もレトロ感たっぷりで、昭和初期に建てられた薬局のビルを改装したそうです。
1階はセレクトショップ「the Box Shop」で井藤昌志さんのオーバルボックスや「Arts & Science」の洋服がありました。
二階は食器や雑貨、食品などの販売とカフェがありました。
クラッシクな空間で次回はぜひお茶をしてみたいです。



  【LABORATORIO】
松本市大手1丁目3-29
   火曜休

街なかにもどり、「白鳥の湖」で有名な老舗お菓子屋さん「開運堂」でお土産などを購入。

  【開運堂】
松本市中央2丁目2-15
 正月のみ休み

その近くの「ギャルリ灰月」へ。
作家の1点ものからプロダクトの商品まで長く大切に使えそうな器や服飾雑貨などが整然と並んでいました。



  【ギャルリ灰月】
松本市中央2丁目2-6 高美書店2F
  火、水曜休み

ホテルに向かいながら「縄手通り」を通り



松本城近くの今夜の宿「松本ホテル花月」に到着。
ロビーには松本民芸家具が置かれ落ち着いた雰囲気です。



こちらのパンフレットもかわいい版画で出来ています。


染色作家の柚木沙弥郎(ゆのきさみろう)さんによる作品だそうです。
民芸家具といい、型絵染めといい松本には独自の個性が息づいているレトロモダンな街です。

1日では見切れなかった松本市内でした。
さあ、明日は晴れてくれるかな。