松本の旅 ・・・ 2日目

朝から五月晴れとなった2日目。

近くの松本城をまずは観光。
お堀にそびえたつ松本城は青空に映えとても美しい姿です。



現存する最古の天守は国宝にも指定されています。
中も上ってみることに。狭く急で階段の幅も広い、とても険しい道のりはいい運動になります。子ども達はアトラクションのように面白がっていました。踊り場には鉄砲などの展示物があり見ながら上へ上へと上がっていきます。
一番上はなかなかの高さです。


ホテルに戻り荷物を受け取り、今日は車を借りて「安曇野ちひろ美術館」へ行くことに。
夫が車を借りにいく間、昨日行けなかった籠屋さん「柏善 上原善平商店」に向かいます。



店内は壁いっぱいの籠、ざるの山!さすが「聖地」と謳われているだけはあります。
お値段もなかなかで今回は眺めるだけで出てきました。しかし、帰ってからお蕎麦ように小さめのざるとお弁当ようの竹の入れ物欲しかったな~と後悔しましたが。

  【柏善 上原善平商店】
 松本市大手4丁目5-5
      不定休

少し時間がありそうなので、「中町通り」をちらっと覗いてみます。
「なまこ壁の土蔵」という白と黒の壁はシックでレトロな町並みです。


見て見たかったお店もあったので、後ろ髪をひかれるおもいで待ち合わせ場所に向かいました。

車の車窓からは本当に絵のような北アルプスの山々が広がっていて気持ちのいいドライブでした。

美しいお庭が広がる「安曇野ちひろ美術館」に到着。
早速、池に向かって走り出した2人。



めだかを見たり石を投げたり、なかなか入口までにたどり着けません。



チケットもかわいいイラストが付いた物でした。


入ってすぐの小さい子用のプレイルームにはカワイイ木の椅子が並んでいる素敵な空間です。



中庭を眺める長女。ちひろの世界にわが子が入ったようです。

この日の展示は「絵本になった!『窓ぎわのトットちゃん』」展でした。
いつ読んだかも忘れてしまった本ですが、展示を見ているとジワジワと思い出してきます。
校長先生のトットちゃんに向かっていつも言ってくれる「きみは本当はいい子なんだよ」にジンとしたことを思い出しました。
こうしていろいろな個性を認めてくれる大人が今はいなくなってしまったのかなと今は淋しく感じました。

外に出てみると先には小さなお家が見えました。


行ってみるとそれは黒姫に建ててあった、ちひろさんの別荘を復元した物でした。
窓から見える室内はとても落ち着いていて、こじんまりしていますがとても過ごしやすそうです。なによりダイニングキッチンはどことなく北欧を彷彿させるような素敵なインテリアでしばらく細部を見入ってしまいました。


お料理も得意だったそうで、とても使いやすそうなキッチンです。

カワイイカフェもあったのですが、電車の時間もあるために今回は入れず残念。
安曇野の自然も満喫できる美しい美術館です。

 【安曇野ちひろ美術館】
北安曇野郡松川村西原3358-24
季節により休館日が変わります。

あまり時間もなくバタバタな松本旅行でしたが、レトロでカワイイ物が沢山あり、又行きたい街の一つになりました。