松田瓊子(まつだけいこ)・作 / 中原淳一・装幀
1985(昭60)年
170x168 mm (288頁)
国書刊行会
’99年に新装版が発売中(2100円)
父が小説家の野村胡堂という文化的に恵まれた環境で育った著者の処女作品です。
初版本は昭和12年という美智子皇后も愛読されていたという戦前戦後に愛された少女小説「七つの蕾」は鎌倉を舞台に15歳の少女を中心に繰り広げられる青春物語。
23歳というあまりにも若くこの世を去った作者の美しすぎる魂の物語。
帯イタミ。
地の背部分に赤いマジックの線あり。
小口汚れ。
表紙、裏表紙少汚れ。
中はきれいな状態です。