寺山修司・著 / 宇野亜喜良・装、挿画
1969(昭44)年 / 27刷
170x160 mm (179頁)
新書館
’04年に同書と「ひとりぼっちのあなたに」「はだしの恋唄」の三冊セットの復刻版発売中(3990円)
1965年から81年にかけて発売されたまさに「女子のための」シリーズ。
寺山修司を筆頭に安井かずみ、立原えりか、竹内健、萩尾望都など豪華執筆陣が揃い、詩、エッセイ、小説、女性論などなどヲトメココロをくすぐるラインナップは今でも魅力的です。
「朝のさよならは舌にのこった煙草の味だ
昼のさよならは笑顔でできる
夕方のさよならは 一匙のココアだ」
心惹かれる一節がきっと見つかるはずです。
扉絵に書込み。
1頁赤い点あり。
1頁縁少破れ(1mmほど)。
小口ヤケ。
中はきれいな状態です。