浜田廣介・再話 / 池田浩章・さし絵 / 沢田重隆、村上美術・装幀
1972(昭47)年 / 4版
235x160 mm (236頁)
集英社
絶版
浜田廣介氏(1893-1973、山形生)は坪田譲治、小川未明とともに児童文学界の3本柱として多数の創作童話を発表にてきました。幼児向けの優しい語り口のお話が多く、「泣いた赤鬼」「竜の目の涙」など誰もが一度は聞いたことのあるお話が沢山あります。
カラーの挿絵も多く、ひとりでも楽しく読めるようになっています。
「グリム童話は、アンデルセンの童話とともの、広く世界の子どもたちに親しまれています。子どもたちは、このグリムの童話を原作に近い訳で読んだり、再話で読んだりしています。本巻は再話であります。従って、原作と異なったところもいくつかありますが、著者が幼い子ともたちのしあわせを願って、深い考えのもとに書いたものであることは、まちがいありません。」(あとがきの読書の手びきより)
函、ビニールカバーあり。
とてもきれいな状態です。