羽仁もと子・著 / 平福百穂・装幀
婦人之友社
昭49(1974)年 / 8刷
195 x 140 mm (371頁) / ハードブック
現在は新版が1,620円にて発売中。全21巻
羽仁もと子さん(1873〜1957・青森生まれ)は日本初の女性新聞記者。
夫、吉一とともに「家庭之友」(「婦人之友」の前身)を創刊。新しい教育をめざし1920年(大正10)に「自由学園」を創立。
以上が簡単な羽仁もと子さんの経歴になりますが、仕事はもちろん、家庭生活もとても大事にした先進的な女性であったことが分かります。
「友への手紙」には「戦後の十年間に書いたもののなかから、この五十篇を選んで著作集第十九巻の一冊にすることにした。」と巻頭にあるように「戦争と平和」についてキリスト教の教えにもとづいた教えは今また読み返すべき本であると感じました。
函縁少イタミ、茶色の点シミが全体的にあります。
1ページ少破れ(補修済)。