河盛好蔵(かわもりよしぞう)・著 / 花森安治・装幀、イラスト
新潮社
197 x 138 mm (182頁) / ハードブック
1960(昭35)年 / 11刷
絶版
河盛さんはフランス文学者で評論家です。
本著は八カ月にわたって「週刊朝日」に連載したものです。あとがきには、「自分の貧しい人生経験のすべてを投じて、いわば体当たりになって本書を書いた。こらは私の内的自叙伝である。」とあります。
人付き合いは幾つになっても難しいと感じる私には興味ある項目ばかりです。
友達、兄弟、親戚・・・そして、割勘、酒の飲み方、喧嘩などユーモアたっぷりに書かれています。
花森安治さんの数字の「1」のような人間もユーモラスです。
カバーにパラフィン紙が1部糊付けされています。
全体的にヤケ、シミあり。
小口天シミ。
全体的にイタミがあります。落書きなどはございません。