大橋鎭子・編著 / 花森安治・装釘、飾絵
暮らしの手帖社
昭63(1988)年 / 3刷
225 x 160 mm (326頁)
現在2,592円で発売中。
1969年から雑誌「暮らしの手帖」に連載していたエッセイをまとめた物です。
1月から12月の章に分かれていて1つの文章は短いのでいつでもどこからでも読めるのもいいですね。
あとがきには「いままでに、いろいろな方にお目にかかりました。そして、教えていただいたことが、かずかずあります。いろいろなところにも出かけました。そのとき知ったことも、たくさんあります。困ってしまって、なんとか自分で工夫したことも、ありました。失敗をかさねては、お友だちの知恵を借りて、なんとか切り抜けたこともありました。略 私は心にふかくしみこんでいった、いろいろなことを、そのときどきに思い出しては、すこしずつメモに書きとめることを、はじめました。
とあります。何気ない日常にある素敵な瞬間、アイデアなど何回読んでもハッとさせられるエッセイが沢山載っています。長く読み続けられる大切な本です。
函少汚れ。
表紙少シミ。
中はとてもきれいな状態です。