立原えりか・著 / 渡辺藤一・表紙、さし絵
ユリイカ
188 x 180 mm (99頁) / ハードブック
1960 (昭35)年 / 初版
絶版
立原えりかさんの最初の著書です。
今は出版社ユリイカもなくなってしまいました。貴重な1冊です。
「あとがき」には「三つのものがたりは、はじめ、だれのためでもなく、わたしのために書いたものでした。いま、それを、ひとつの本にまとめようとしているわたしは、旅にでようとしている子どもをみまもる、おかあさんのようなきもちです。」
その三つのものがたりは、
「木馬がのった白い馬」「タムタムおばけとジムジムおばけ」「町でさいごの妖精をみた おまわりさんのはなし」 です。
やさしいメルヘンの世界を堪能できます。
さし絵は夫でもある渡辺藤一さんで、とてもカワイイです。
カバーなし。
表紙、裏表紙 シミ、ヤケなどイタミ多し。
小口天シミ、ヤケ。
裏見開き値札跡。
中は経年によるヤケがございますが落書きなどもなくきれいです。