P・L・トラヴァース・作/ 林 容吉・訳 / メアリー・シェパード・さし絵
215 x 165 mm
ハードブック 函入り
現在はソフトカバー版のみ発売中です。
愛蔵版は品切れ重版未定です。
「風にのってきた メアリー・ポピンズ、帰ってきた メアリー・ポピンズ」 1972年(昭和47年) 13刷
函縁イタミ、小口少シミ
「とびらをあける メアリー・ポピンズ」 1973年(昭和48年) 11刷
函縁イタミ、小口少シミ
「公園のメアリー・ポピンズ」 1972年(昭和47年) 10刷
函縁イタミ、小口少シミ、裏見開き書込み
ディズニー映画にもなった作品ですが、本を読むともっとメアリー・ポピンズは厳しい感じの女性でした。
子どもに媚びることもなく、フンっと鼻で子どもの言葉を笑って流したり、厳しく叱ったり、とこう書くとなんだか怖いだけの乳母のようですが、子ども達はメアリーが大好き!それはメアリーのまわりには不思議な人や出来事がいっぱいあるから。しっかりと自分を持っている女性メアリー。その受け答えに笑ってしますほどです。フッと現れ、フッといなくなる。いつかメアリーみたいな人が春風に乗ってくるんじゃないかなと読んだ後も子どもは夢見られるファンタジーです。